2013年8月28日水曜日

最近萌えがわからなくなってきました。

パソコン通信スラングだった「燃え」から、
確かに意識的に「萌え」という言葉をメディアで使い出したのは私が最初だと
自負がある位、ここ数十年、萌の世界に、公私ともにどっぷりだった私が、

最近アニメを見なくなりました。

萌えがツラいのです。

 ピーキーに明るい萌え系作品を見て感じるこの感情は、
きっと加齢による確かな衰えでは…。

  ふと不安を覚え、ちょっと前の萌え作品を見てみることにしました。

 底抜けに明るいが一途で。
でもその気持ちを貫くことよりも、
仲間とすごす「今」を大事にしていく女の子たち。

そんな話が当時は多かった気がします。
やはり、見直した作品には、私の好きな萌えが存在しました。

そこから何本もアニメを見て自己分析をしていきました。
萌えがずれてきたな、と思ったのは まず主人公の作り方の違い。

ある時期から、主人公は、魅力を持たない三白眼のぶっきらぼう な男になります。
特技はあったりなかったりですが、大抵は気まぐれ程度の優しさも無ければ、自我
もありません。

  そこにでてくる女性陣もまたおかしく、感情全開! のメンヘラチック女の子達です。
行動は全てが感情直結で周りを見ず、アングルによっては単にストーカーにしか見え
ないような行動を取っていくのです。

 なんというか、そういう作品の女キャラは、まわりとの友情、和を育まず、
仲間の大切さを置き去りにして、ただ主人公を持ち上げ、甘やかしているだけに見えました。

さらに、ある作品を境に、萌えアニメは革命がおきます。
そ主人公すら廃してしまったのです。
 女の子の仲間を描く、 といえば聞こえはいいですが、目的も、事件も無く
ただその場の感情の駆け引きをするだけ。
 わかりやすいですが、そういうキャラが増えたあたりから、
私自身はもうついて行けなくなっていったのでした。

でも、時代はやっぱりそういう作品を求めているんでしょうか。
 ヤマトのリメイクをみて、やっぱすげえいい、とか思う自分はすでに
メインタ ーゲットではないロートルなのでしょうか。 わからない・・・


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